top of page

ポポポ第12回公演
過ち、そして。
Introduction

Introduction
テレビのバラエティ番組では連日芸能人のスキャンダルが報道されている。時に、政治家になっていたりもする。「それ」が起こるまで持ち上げていたコメンテーターも堂々の掌返し。
自分で入れたインスタントコーヒーを口に含む。余り美味しくない。ガランとした部屋はいつもより広く感じる。そう思うようになって2週間が過ぎた。Twitterの通知が入る。
スマホに目をやるとさっきの芸能人が知り合いにボロカスに書かれていた。悲惨だなと思う。他人の事だからそっとしてやれよって思う。
そもそも、やらかしてない人間なんているのかよ。文句言ってるお前らだって人に言えない事一つや二つあるだろ。まあでもどうありたいかだよな、ようは。少し貧乏ゆすりしてる自分に気づく。まるで自己弁護みたいだ。時計を見る。
ああ時間だ。
残りのコーヒーを台所に流す。着替えに手を伸ばすが途中でやめる。
とりあえず向かおう。そして、ちゃんと話そう。
決して軽やかではない足取りで功はレンタルスタジオに向かうのだった。
Type
会話
★★★★☆



